東京株式(大引け)=305円高、為替円安を背景に高値引け

 25日の東京株式市場は朝方から大きく買いが先行し、高値圏で頑強な動きを続けた。後場終盤は円安傾向が強まるのを横目に一段高に買われ、新高値を更新している。
 大引けの日経平均株価は前日比305円高の1万926円と続伸。2011年3月以来の上げ幅の大きさで高値引けとなり、5日ぶりに昨年来高値を更新した。東証1部の売買高概算は33億3662万株、売買代金は2兆178億円。値上がり銘柄数は1403と全体の8割を超える銘柄が上昇、対して値下がり銘柄数は210、変わらずは84だった。
 きょうの東京市場は日経平均が寄り後早々に1万800円台を回復、その後も為替市場での円安を拠り所に高値圏で頑強な動きを続けた。前日の米国株市場でNYダウは5日続伸していることに加え、為替市場の円安が引き続き好感された。円安に連動した株価指数先物への買いが全体指数を押し上げる展開。為替市場では後場後半になって、1ドル=90円台後半、1ユーロ=121円台に入るなど円安が加速、この円安トレンドをなぞるように日経平均も上げ足を強めた。1月第3週までで海外投資家は10週連続の買い越しとなるなど日本株に攻勢を強めており、直近は個人投資家の買いも加速し、きょうは週末にもかかわらず売買代金は2兆円を超えた。
 個別にはソニーが売買代金断トツで大幅高。トヨタ、ホンダなども高い。東芝も大商いで上昇したほか、大日住薬が急騰、ファナックも大幅高となった。ソフトバンク、武田、JTなども高い。半面、井筒屋が安く、ティアックも軟調。ニトリHD、津田駒も下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)