午後:債券サマリー 先物は続伸、追加金融緩和期待で堅調

 25日の債券市場では、先物中心限月3月限は続伸した。ただ、10年債の利回りは低下する一方、超長期債は上昇するスティープニングは続いた。 
 先物市場は、朝方に144円41銭でスタートし、144円40~50銭台での取引となった。この日の午前8時30分に発表された12月の全国消費者物価指数が前年比で0.2%の下落となったことを受け、「2%物価上昇率目標」に向けた追加金融緩和期待が強まった。午後に日銀の白川総裁が都内で講演を行ったが、特に目立った発言はなく影響は限定的だった。
 依然、超長期債の利回りは徐々に上昇している。特に、30年債は一時、18日以来となる2%乗せを記録。10年債と超長期債のスプレッドは拡大している。
 先物3月限は144円41銭で始まり、高値は144円58銭、安値は144円40銭、終値は前日比10銭高の144円55銭。出来高は3兆3895億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.725%、20年債は同0.015%上昇の1.770%、30年債は同0.020%上昇の1.995%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)