外為:「ドル調整相場は短期終了」=外為どっとコム総合研究所・川畑琢也研究員

 ドル・円相場の調整は短期で終わり、再度、上値を試す局面に入ったとみている。目先的には、ダブル・ノータッチ(DNT)オプションでのポイントとされている1ドル=90円75銭が意識されている。ここを抜けてくれば、次は2007年高値と2011年安値の3分の1戻しにあたる91円60銭近辺を狙う動きに入るだろう。このポイントを超えれば、テクニカル上は1ドル=93円といった水準も視野に入ってくる。
 米国株式市場が上昇し、欧州ではスペインなどの国債利回りは低下基調にある。豪ドルや南アフリカ・ランドなどにはやや上値が重い動きも見られるが、ユーロは対ドルで強含むなどリスクオンの動きが出ている。この流れのなか、円は売られやすい状況にある。
 2月1日の米雇用統計が注目されるが、当面、欧米の景気指標などへの関心が強まるだろう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)