来週の株式相場展望=1万1000円回復で達成感、利益確定売り先行か

 来週(28日~2月1日)の東京株式市場は、引き続き外国為替相場との強い連動性のなかでの神経質な展開が予想されるが、いったん日経平均株価が1万1000円台を回復した後は、目先的な達成感からの利益確定売りの可能性が強まりそうだ。想定レンジは1万1100円~1万600円とする。
 来週から主力企業の12年4~12月期の決算発表が本格化する。市場関係者は「対象となる12年10~12月期は、半分以上の期間1ドル78~80円水準の円高状態にあったことや、尖閣諸島を巡る中国との領土問題で、中国での日本製品の販売不振が深刻化していた時期だけに、円安による恩恵に期待し過ぎると誤算が表面化する懸念もある」と指摘している。個別銘柄で足もとの業績内容を反映した売りが出る可能性もある。
 日程面では、通常国会召集(28日)、12月商業販売統計(30日)、12月鉱工業生産速報(31日)に注目に注目したい。海外では、米12月耐久財受注(28日)、FOMC(29~30日)、米10~12月期GDP(30日)、米1月雇用統計(2月1日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)