【買い】東京計器(7721)防衛費11年ぶりに前年度比プラスで注目度大。上昇ピッチ加速のポイントは=向後はるみ

注目ポイント
政府は26日、13年度予算編成の焦点となっている防衛関係費を、12年度当初比で約400億円(0.8%)増の約4兆6800億円とする方針を固めました。確かに、防衛省は概算要求で、1000億円超の増額を求めていたものの、政府全体の歳出抑制方針を受けて、半分以下に圧縮されはしました。

しかし、防衛費が前年度比プラスとなるのは11年ぶりです。具体的には、小型航空機を遠隔地で探知できるレーダー技術の開発研究費や、早期警戒機や空中警戒管制機の燃料費・修理費などに充てるそうです。

こうなると、航海・航空計器大手の軍需関連の同社への市場の関心は一段と高まる公算大です。

ちなみに、13年3月第2四半期は、防衛市場では、F-15主力戦闘機用自己防御能力向上機器及び袖用品の増加やC-2新型輸送機用自己防御機器の量産開発が始まったことにより、受注は前年同期を上回り、過年度に受注した護衛艦及び潜水艦搭散乱の納入に加えSH-60K対潜哨戒ヘリコプター用逆探装置HLR-108C製品及び補用部品の数量増等が貢献し、売上は前年同期を大きく上回りました。

テクニカル的には、当面の株価は、25日移動平均ベースのボリンジャーバンドの+1σ(25日現在、174円)と+2σ(同、187円)との間での「バンドウォーク」がメインシナリオです。なお、12年4月の198円を上抜けたら、チャート上の節目
らしい節目が見当たらず、上昇ピッチが加速することになるとみています。