外為サマリー:1ドル91円台へ円安進行、ユーロに好材料でリスクオン姿勢

 28日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=91円04~05銭近辺と前週末午後5時時点に比べ50銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=122円54~58銭と同1円14銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで午前8時20分過ぎに一時1ドル=91円24銭と2010年6月以来、約2年7カ月ぶりの円安水準を記録。先週末に、円はオプションのポイントとされていた1ドル=90円75銭を割ったことから一気に円安が進行。25日のニューヨーク市場で91円20銭を記録している。欧州の経済指標が良好だったほか、欧州中央銀行(ECB)が債務危機の際に域内銀行に供給した資金が予想を上回り返済されるとの見通しから、リスクオン姿勢が強まり、円には売り物が膨らんだ。ただ、1ドル=91円台に入ると利益確定の円売りも入ってくるようだ。
 対ユーロでは、朝方に一時1ユーロ=122円90銭まで円安・ユーロ高が進んだ。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3459~60ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0051ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)