午前:債券サマリー 先物は反落、欧米株高に警戒感も

 28日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は反落した。欧米で株式市場が堅調に推移するなか、債券市場は売り先行の展開となっている。
 先週末の欧米市場では、欧州中央銀行(ECB)が債務危機の際に域内銀行に供給した資金が予想を上回り返済されるとの見通しが強まったほか、米国では好調な企業決算などを受け、株式市場が堅調に推移。欧米で株高が進む一方、債券には金利上昇懸念が出ている。特に、29日から30日にかけては、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。同FOMCでは、金融緩和の解除時期を巡る議論が行われるとの見方が出ていることも、債券市場の警戒材料となっている。
 午前11時の先物3月限の終値は前週末比27銭安の144円28銭。出来高は2兆2829億円。10年債の利回りは前週末比0.015%上昇の0.735%、20年債は同0.005%上昇の1.775%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)