<話題の焦点>=信用好取組銘柄、売り方の買い戻しが株高の起爆剤に

 株式市場は日銀が追加の金融緩和策を決定し、材料出尽くしからスピード調整の展開にあったが、早くも反転。政府・日銀が一体となったデフレ脱却・円高修正を反映する上昇波動が継続されそうで日経平均株価の1万1000円台定着に向けた上昇相場に備えるところだ。

 その中で買い銘柄選びの一つの手掛かり材料として注目したいのが信用好取組銘柄だ。カラ売りを多く抱えた銘柄は、売り方の買い戻しによる株高を狙った買いが入りやすく、株価上昇の起爆剤となる可能性があるからだ。

 直近ではシャープやリコー、日本写真印刷などが信用好取組を背景に大きく買われた実績がある。18日申し込み現在で信用売り残が100万株以上、信用倍率1倍以下の売り長銘柄をピックアップした。

 なかでも特定筋の介入思惑が根強いミヨシ油脂<4404.T>、特設注意市場銘柄の早期解除思惑があるオリンパス<7733.T>、13年1月期業績の上方修正期待のある東京ドーム<9681.T>、半導体用シリコンウエハーの回復観測があるSUMCO<3436.T>、ユーロ高が収益向上要因となるセイコーエプソン<6724.T>に注目。

◆信用倍率1倍以下の主な銘柄

銘柄(コード)   信用倍率
SUMCO<3436.T> 0.52
ミヨシ<4404.T>   0.76
安川電<6506.T>   0.84
エプソン<6724.T>  0.65
シャープ<6753.T>  0.78
カシオ<6952.T>   0.37
太陽誘電<6976.T>  0.78
オリンパス<7733.T> 0.90
あおぞら<8304.T>  0.51
ドーム<9681.T>   0.39

※1月18日申し込み現在、単位・倍
 ミヨシ、オリンパスは日々公表銘柄で1月23日現在

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)