バイオ関連株が火柱高、ストップ高の宝庫に

 ナノキャリア<4571.T>、DNAチップ研究所<2397.T>、メディネット<2370.T>、ジャパン・ティッシュエンジニアリング<7774.OS>、アンジェスMG<4563.T>などが値幅制限いっぱいに買われたほか、タカラバイオ<4974.T>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707.OS>、カイオム・バイオサイエンス<4583.T>も軒並み大幅高を演じるなど、バイオ関連株が際立った上昇をみせている。
 その値幅、物色対象の広がりから、市場関係者をして「ここまでの買われ方は過去に記憶がない」(準大手証券調査部)といわしめる暴騰劇。目先利益確定売りに押される東証1部を横目に、幕間つなぎでは片付けられない特筆に値する人気ぶりだ。デイトレードなど短期の個人投資家資金が上昇の原動力をみられるが、一方で、海外筋などを中心に大口の機関投資家の動きも注目されている。
 今年に入って5%ルール報告で、JPモルガン・アセット・マネジメントがナノキャリアなどバイオ関連の複数銘柄の株式を5%以上保有していることが判明したことで、海外機関投資家の中期資金が流入しているとの思惑がとみに高まった。また、政府が先に策定した緊急経済対策では研究開発プロジェクトの推進や(iPS細胞など)医療関連イノベーションの促進が盛りこまれており、国策支援に対する期待も底流している。

ナノキャリアの株価は13時48分現在41万4000円のストップ高(△7万円)
DNAチップの株価は13時48分現在13万9000円のストップ高(△3万円)
カイオムの株価は13時48分現在2万600円(△3500円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)