外為サマリー:1ドル91円挟みもみ合う、米国の金融政策など注視

 28日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=90円90~91銭近辺と前週末午後5時時点に比べ36銭の円安・ドル高。対ユーロでは122円33~37銭と同93銭の円安・ユーロ高だった。
 円は対ドルで朝方、1ドル=91円24銭と2010年6月以来、約2年7カ月ぶりの安値をつけたが、その後は91円ラインを巡っての一進一退が続いた。欧州中央銀行(ECB)が債務危機の際に域内銀行に供給した資金が予想を上回り返済されるとの見通しから、ユーロが強含みで推移し、米企業決算の好調さからダウ工業株30種平均が約5年3カ月ぶりの高値に買われドルも底堅い展開となるなど、欧米経済の底堅さから円は対ドル、対ユーロで売られやすい地合いとなっている。特に29日から30日にかけての米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和からの出口論が話題となったり、30日の米10~12月期GDPが予想を上回る良好なものとなった場合、ドル買い・円売りに拍車がかかる可能性もある。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3455~56ドルと同0.0047ドルのユーロ高・ドル安だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)