午後:債券サマリー 先物は3日ぶりに反落、米FOMCの内容など警戒も

 28日の債券市場では、先物中心限月3月限は3日ぶりに反落した。景気の底堅さから欧米市場で金利上昇懸念が台頭し始めたことが警戒されている。
 先物市場は、144円30~40銭台を中心とする取引となった。為替の急激な円安は債券市場には金利上昇要因となる。また、先週末のドイツ経済指標が良好だったことから、ドイツ国債利回りに上昇懸念が出ている。さらに、29日から30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の変更は予想されていないが、米株高に見られるように景気回復期待が高まっており、米国には量的緩和からの終了時をにらんだ議論も出始めている。この日に予定されている米12月の耐久財受注や同中古住宅販売件数の発表内容次第では米金利上昇となり、それが日本市場にも波及する可能性もある。
 先物3月限は144円34銭で始まり、高値は144円44銭、安値は144円25銭、終値は前週末比25銭安の144円30銭。出来高は3兆7476億円だった。10年債の利回りは前週末比0.025%上昇の0.745%、20年債は同0.005%上昇の1.175%、30年債は同変わらずの1.995%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)