<動意株・29日>(前引け)=カーバイド、三井松、ウィル

日本カーバイド工業<4064.T>=商いを伴いながら波乱展開。株価は一時、前日比57円高の535円まで急伸し、きのうつけた499円の昨年来高値を大きく更新した。しかし、前場引けにかけて売り優勢となり、前日比マイナスゾーンとなっている。市場では、かつて新日本理化<4406.OS>や明和産業<8103.T>を手掛けて大幅高に導いた有力特定筋の強力介入がハヤされており、目先の値上がり益を狙った短期資金が流入している。

三井松島産業<1518.T>=9連騰。引き続き有力特定筋の介入説があり思惑買いを誘っている。また、原発の再稼働が見通し難の中、電力各社が新設火力発電所の稼働時期を前倒しする方針にあり、安価な石炭の需要が拡大するとの見方も背景にある。

ウィル<3241.OS>=ストップ高。同社は阪神間で住宅販売を手掛けている。28日発表した12年12月期の連結業績予想で経常利益が3億4500万円と前回予想から9400万円の増額となったことを好感。物件の完成時期のずれ込みにより今期の引き渡し戸数が減少し、売上高は計画を下回ったものの、継続的なコスト削減による販売管理費の圧縮や、財務体質改善に伴う借り入れコストの圧縮が利益に貢献した。また、12年12月期末の配当予想を従来予想から800円増やし2900円としたことも株高を後押ししている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)