<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」「買い予想数上昇」ともに2位にナノキャリア

 「みんなの株式」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の29日14時現在で、ナノキャリア<4571.T>が「売り予想数上昇」「買い予想数上昇」の両方で、ともに2位となっている。

 新興株式市場のバイオ関連株は、昨年からのiPS細胞などを使った再生医療への関心の高まりや、今年から始まった信用取引の証拠金規制緩和を受けた個人投資家の資金流入などもあって年明け以降、ほぼ一本調子に上昇しており、同社はその代表格でもある。また、もともと新興株式市場の中でも仕手性の強い銘柄として知られており、値動きの軽さには定評があった。
 一方、この日は、きょう付の朝日新聞で「iPS細胞などを使った再生医療や細胞治療の安全確保を目的にした『再生医療規制法』の厚生労働省案が明らかになった」と報じられたことから、バイオ関連株の中にはいったん利益を確定する売りも出ている。もちろんこの記事だけに限らず、過熱感が感じられるようになっていることが利益確定売りの大きな理由として挙げられるが、「売り予想数上昇」「買い予想数上昇」ともに2位となっている強弱観の対立の背景には、こうしたことがあるようだ。

ナノキャリアの株価は14時50分現在37万円(▼4万4000円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)