<株式トピックス>=燃料電池車、実用化へ加速

 日産自動車<7201.T>・ルノー、ダイムラー、フォードは28日、燃料電池車技術の市販化に向けて共同開発することで合意したと発表した。
 3社で共通の部品規格や、燃料電池システムを開発し、ブランドごとに異なるデザインの車両に搭載する。早ければ2017年に手頃な価格の量産車を発売するという。開発費用を均等に負担することで、コスト低減を図る。トヨタ自動車<7203.T>は24日に、BMWと燃料電池車の共同開発で正式契約したと発表したばかりだ。ハイブリッド車、電気自動車と比べても最もクリーンとされている燃料電池車。共同開発によって実用化が加速しそうだ。
 燃料電池自動車は、水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーを使って、モーターを回して走る自動車。ガソリン内燃機関自動車が、ガソリンスタンドで燃料を補給するように、燃料電池自動車は水素ステーションで燃料となる水素を補給する。ガソリン内燃機関自動車と比べると、とってもクリーンだが、燃料補給のためのインフラの整備などが今後の課題となっている。その「水素ステーション」展開の第一人者である岩谷産業<8088.T>に注目したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)