富士フイルムが3日続落、13年3月期営業利益の下方修正で売り優勢

 富士フイルム<4901.T>が3日続落。29日引け後に13年3月期連結業績見通しの修正を発表。売上高は前回予想の2兆2100億円(前期比0.7%増)を据え置いたが、営業利益は1250億円から1100億円(同2.6%減)に減額したことから、本業の利益が伸び悩んでいると見た向きの売りがやや優勢になっている。中国や欧州向けにコンパクトカメラや事務機が低調のほか、液晶フィルムの減少や円高による目減りなどが営業利益の減額要因だ。ただ、足もとで円安方向に振れたことに伴い営業外損益に為替差益を計上することで、経常利益は1050億円から1100億円(同23.3%増)に増額した。

富士フイルムの株価は10時04分現在1796円(▼29円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)