外為サマリー:1ドル90円80銭台の円安で推移、米経済動向などに関心

 30日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=90円84~85銭近辺と前日午後5時時点に比べ19銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=122円56~60銭と同74銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで朝方90円70銭前後の円安・ドル高で始まり、その後も90円80銭台と徐々に下げ幅を拡大している。前日の米国市場は、1月の消費者信頼感指数は市場を下回ったものの、ダウ工業株30種平均が1万4000ドルに迫るなど堅調に推移。欧州情勢も好転するなか、リスクオン姿勢から円売り基調が強まっている。
 この日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が行われるが、政策に大きな変化は無く量的緩和の終了時期を探る「出口論」が急速に台頭することはないという見方が出ている。ただ、FOMC終了後の声明などへの関心は高まっている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3490~91ドルと前日午後5時時点に比べ0.0052ドルのユーロ高・ドル安。欧州経済の回復期待もあり、2011年12月以来のユーロ高水準にある。これを受けて、円は対ユーロで下落基調を強めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)