<株式トピックス>=ゴールドマン証券の1万5000円予想が話題に

 30日の東京株式市場では、日経平均株価が終値で、約2年9カ月ぶりに1万1000円台を回復した。「今週は決算発表に関心が向いて一服状態」との事前予想が多かっただけに、あまりの強さについて行けない投資家も多いようだ。
 そんななかで、ゴールドマン・サックス証券が発表した「今後1年間で、日経平均株価が1万4000円~1万5000円まで上昇する可能性もある」と予測しているリポートが市場関係者の間で話題となっている。
 それによると、ゴールドマンは、TOPIX(東証株価指数)の今後1年間の目標水準について、従来の1000から1100に引き上げている。さらに、試算の前提となる為替レートを1ドル=88円としているが、これが100~110円まで円安が加速する想定では、「対応するTOPIXのレンジは1190~1270、日経平均では約1万4000円~1万5000円に相当する」としているのだ。
 この1万5000円という水準は、昨年11月14日終値の8664円に対して73%の上昇、昨年末大納会終値の1万395円との比較でも44%という大幅上昇となる。
 ちなみに、現在の相場状況との類似性が指摘されるのが2005年。当時の小泉純一郎首相が例の「郵政選挙」に打って出て、今回と同じように衆院選で圧勝し、自民・公明で320議席以上を獲得した。解散時(8月8日)に1万2000円を割り込んでいた日経平均株価は、年末には1万6000円を突破して、年間騰落率(04年末と05年末の比較)は40.2%と極めて高いパフォーマンスをたたき出しているのだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)