東京株式(寄り付き)=目先高値警戒感から利益確定売り先行

 31日の東京株式市場は売りが先行してのスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比56円安の1万1057円と3日ぶり反落。前日の米国株市場では10~12月期のGDPが市場予想に反して小幅マイナスに転じたことなど景気に対する見方にやや警戒ムードが出てNYダウが反落、東京市場でも前日に日経平均が247円高と急騰した後だけに利益確定の売りが出やすい環境。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)も前日大引け時点で148%と高止まりしている。一方、為替市場で1ドル=91円近辺で推移するなど円安基調が継続していることで、輸出主力株などを中心に押し目買いニーズは強く下値も底堅い。本格化する企業の決算発表を横目に個別のファンダメンタルズに対する意識も強まっている。業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位業種は鉄鋼、銀行、石油、紙パルプ、ゴム製品、情報通信、証券など。半面、保険、鉱業、その他製品、その他金融、建設などが軟調気味。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)