外為サマリー:1ドル91円前後でもみ合う、米GDPの影響は一時的

 31日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=91円07~08銭近辺と前日午後5時時点に比べ3銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=123円57~61銭と同55銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は前日のニューヨーク市場で、一時1ドル=91円40銭をつけ2010年6月以来、2年7カ月ぶりの円安・ドル高を記録した。日米株式市場の上昇などを受け、投資家のリスクオン姿勢が強まるなか、低リスク通貨の円売り基調が強まった。ただ、米第4四半期GDPが前期比0.1%減とマイナス成長となったことを受け、一時90円80銭台へ円高・ドル安に振れるなど値動きの荒い展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は量的緩和の継続を決定している。この日の東京市場は、前日終値とほぼ同水準の91円前後での攻防となっている。朝方発表された鉱工業生産は前月比2.5%と2カ月ぶりに上昇したが、市場の反応は限定的だった。
 対ユーロでは1ユーロ=123円50銭台の円安・ユーロ高水準でもみ合っている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3570~71ドルと前日午後5時時点に比べ0.0058ドルのユーロ高・ドル安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)