メガバンクが活況高で新値街道に、海外資金の流入で人気再燃

 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が東証1部の売買代金トップで急騰しているほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>なども大商いの中で上値追い基調を強め、3行とも昨年来高値を更新している。
 三井住友が30日発表した12年4~12月期連結決算は最終利益が前年同期比33%増の5504億700万円と好調だったが、これは株価上昇による保有株式の評価損減少による寄与が大きい。全般株式市場が上昇基調を強める中で、銀行株の投資価値が上昇し、これが個人投資家への資産効果をもたらして市場活性化につながる、という好循環がもたらされている。直近では個人投資家の売買シェアは3割にまで高まっており、外国人に次ぐ買い主体候補に位置づけられるが、その基点となるのは多くの個人株主を抱える大手銀行株の上昇という構図だ。ここにきて、外国人投資家の買い攻勢も観測されており、再びメガバンクが金融相場の象徴的な存在となりつつある。

三井住友の株価は10時58分現在3600円(△110円)。
三菱UFJの株価は10時58分現在516円(△13円)。
みずほの株価は10時58分現在182円(△4円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)