海運株が切り返す、今期業績悪化も来期への視点

 商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など海運株が軒並み切り返している。海運各社が13年3月期の業績見通しについて相次いで下方修正の動きを見せる中で、一時マイナス圏に沈んでいたが、売り一巡から足もとは買い戻しが優勢となっている。海運市況の低迷は株式市場では昨年来の調整局面で織り込み済みで、視点は来期に向いている。為替市場での円安によるメリットに加え、海運業界にとって懸案の中国経済も足もと底入れの動きにある。上海株式は昨年12月初旬以降、上昇の一途で経済のソフトランディングの可能性を暗示しており、つれて中国関連株の最右翼セクターに位置づけられる海運にも買いに厚みが加わっている。

商船三井の株価は14時28分現在301円(△16円)。
川崎汽船の株価は14時28分現在168円(△7円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)