<動意株・31日>(大引け)=中央電工、高周波、オーイズミなど

 中央電気工業<5566.T>=3日続伸。戻り相場が本格化の兆しにある。同社は旧住金系のフェロマンガンを主力とするマンガン化成品メーカーだが、水素吸蔵合金や環境関連事業など新分野への展開に注力。今3月期は鉄鋼業界向けに合金鉄の販売が低迷しており、最終赤字見通しながら、株価は既に織り込み完了から反騰局面に移行。10円配当継続の意向は注目で配当利回りは3%弱に達する。

 日本高周波鋼業<5476.T>=3日続伸。特に材料は観測されていないが、同社は仕手性が強く、時折、噴き上げる習性を持っていることから、このところの低位株人気が波及したようだ。市場では有力特定筋の介入思惑もハヤされており、目先の値上がりを狙った短期資金が流入しているようだ。

 オーイズミ<6428.T>=後場急騰しストップ高。前引け後に13年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高110億1400万円、経常利益13億1900万円から、売上高128億円(前期比44.1%増)、経常利益19億円(同2.6倍)に上方修正したことを好感。パチスロ機やメダル自動補給システムなどの売り上げが順調に推移していることが要因。

 住金物産<9938.OS>=急騰し昨年来高値を更新。前場に13年3月期の連結業績見通しを発表。従来予想の売上高8200億円、経常利益140億円から、売上高790億円(前期比2.1%減)、経常利益155億円(同24.9%増)に利益を増額したことを好感している。連結子会社や持分法適用会社の業績が改善していることが要因。

 スタートトゥデイ<3092.T>=ストップ高。30日引け後に13年3月期連結業績見通しの下方修正を発表。売上高は前回予想の417億円から338億円(前期比6.3%増)に、経常利益は104億5000万円から78億円(同2.4%増)に減額し、37.2%経常増益から大きく増益幅が縮小する見通しとした。ただ、株価はこの数値が想定の範囲内で、ある程度織り込んでいたことから、悪材料がいったん出尽くしたと見た向きの買いが先行しているようだ。

 デジタルガレージ<4819.OS>=反発。自民党が夏の参院選から、ツイッターやフェイスブックなどの交流サイト(SNS)を使った選挙運動を解禁する方針だと複数の報道で伝えられたことを材料視。同社は、米ツイッターに出資していることから、ツイッターを利用する候補者が増えることに伴う事業機会の増加への思惑が働いているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)