午後:債券サマリー 先物は4日ぶりに反発、2年債入札の需要は堅調

 31日の債券市場では、先物中心限月3月限は4日ぶりに反発した。前日の米第4四半期GDPはマイナス成長となったほか、この日の朝方に発表された日本の12月鉱工業生産も前月比2.5%上昇だったが市場予想は下回った。国内外で景気回復期待がやや後退したことも債券市場にはプラス要因に働いた。10年債のほか20年債などの利回りも低下した。 
 この日、入札が実施された2年債(第325回債、クーポン0.1%)の最低落札価格は100円05銭0厘(利回り0.074%)、平均落札価格は100円05銭8厘(同0.070%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は8厘で応札倍率は10.1倍だった。昨年12月の2年債入札時の倍率は9.7倍であり需要は強めだった。日銀の資産買入等基金による買いが見込める中期債に対する投資家の需要は底堅さが目立つ。
 先物3月限は144円09銭で始まり、高値は144円40銭、安値は144円05銭、終値は前日比25銭高の144円30銭。出来高は4兆4355億円だった。10年債の利回りは前日比0.035%低下の0.740%、20年債は同0.020%低下の1.765%、30年債は同0.025%低下の1.980%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)