東京株式(寄り付き)=海外株軟調も円安進行で買い優勢

 1日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比55円高の1万1193円と4日続伸。前日の欧米株は総じて軟調に推移し、米国株市場ではNYダウが49ドル安と続落するなど上値が重くなっているが、一方で為替市場では円安が一段と進行しており、足もとは1ドル=91円70~80銭、1ユーロ=124円60~70銭で推移、これを受けて主力株を中心に買いの勢いが強まっている。ここ買い攻勢を続ける外国人投資家の動きも上昇を後押しし、日経平均はリーマン・ショック後の高値である10年4月5日の1万1339円を意識する展開に。市場には日本時間今晩に予定される米雇用統計発表を見極めようとの思惑もあるが、全般は為替動向に左右される傾向が強まっており、取引時間中も円相場の動きが鍵を握ることになりそうだ。また一方で、企業の決算発表がピークを迎える中、業績に応じた個別物色の流れも意識される。業種別では33業種中、陸運、医薬品、海運を除く30業種程度が高い。値上がり上位では輸送用機器、その他金融、証券、鉄鋼、非鉄、銀行など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)