外為サマリー:1ドル92円台に円安加速、円売り姿勢一段と強まる

 1日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=92円17~18銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円26銭の円安・ドル高。対ユーロでは125円52~56銭と同2円33銭の円安・ユーロ高だった。
 円は午後に入り売りが加速し、2010年6月以来、2年7カ月ぶりとなる1ドル=92円台を記録した。朝方から、円売り・ドル買いの動きが強まったが、午前中に発表された中国PMIは市場予想を下回り一時的に円売りは一服した。ただ、午後に入り91円80銭台のもみ合いから円安方向に離れると、一気に92円台に売られた。「特に新しい材料が出たわけではなく、円売りの勢いが円買いを上回った」(FX業者)ことが要因と見られている。この日の米雇用統計が関心を集めているが、「結果に関わらず円売りは続く可能性も」(同)という見方が出ている。ユーロは対ドルで強含んでおり、リスクオン相場が続くなか低リスク通貨の円は売り基調が強まっている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3617~18ドルと同0.0066ドルのユーロ高・ドル安だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)