午後:債券サマリー 先物は大幅反落、円安進行を受け売り先行

 1日の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅反落した。午前中は小動きだったが、午後に入り1ドル=92円台へ円安が加速すると、先物にも売り物が膨らみ大幅安となった。 
 2年債の利回りは31日の入札の需要が堅調だったことを受け、前日比0.005%低下の0.060%と堅調だった。依然、日銀による追加金融緩和期待が強く、2年債など中期債への買い意欲は強い。一方、10年債や20年債の利回りは上昇した。
 この日は米雇用統計の発表が控えており、様子見姿勢も出ていた。市場では非農業部門雇用者数が16万人強の増加、失業率は7.8%を予想する声が多い。雇用統計を受けた米国の債券市場の動向次第では、日本市場にも影響が出る可能性がある。
 先物3月限は144円28銭で始まり、高値は144円31銭、安値は144円04銭、終値は前日比24銭安の144円06銭。出来高は4兆2710億円だった。10年債の利回りは前日比0.015%上昇の0.765%、20年債は同0.010%上昇の1.780%、30年債は同0.005%低下の1.980%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)