来週の為替相場見通し=欧米動向横目に92円台の値固めへ

 来週の東京外国為替市場は、1ドル=92円台の値固めの展開か。予想レンジは1ドル=91円20銭~93円00銭、1ユーロ=124円50~127円00銭。今週の円相場は2010年6月以来、2年7カ月ぶりとなる1ドル=92円台を記録した。市場のテーマは、欧米経済の回復に伴う“リスク・オン”へ移っている。特に、欧州債務危機の際に欧州中央銀行(ECB)が銀行に貸し出した低金利資金の返済が予想を上回るペースで進んでいることが注目された。今後、欧米経済の復調が鮮明となれば、一段と円安が進む可能性がある。来週は7日にECB理事会とEU首脳会議が開催され、その内容が注目される。8日には米12月貿易収支が発表される。国内では2月中旬以降、次期日銀総裁の人選に絡んだ動きが本格化すると見られている。日銀総裁人事絡みの報道や要人発言が関心を集めそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)