<株式トピックス>=外国人の買い越し継続は道半ば?

 日本時間1日夜(午後10時30分)に発表される1月の米雇用統計の内容次第のところはあるものの、相変わらず外国為替市場での円安・ドル高、円安・ユーロ高基調は継続している。1日午後7時30分時点で1ドル=92円20銭前後、1ユーロ=126円前後と円の下落が続いている。
 円安加速に連動するように外国人投資家は、昨年11月第2週から1月第4週(21~25日)まで11週連続で買い越しを続け、合計2兆9576億円と3兆円近い大幅なものとなっている。
 市場関係者によると「外国人投資家は日本株をまだアンダーウエートしており、買い余力が大きいのでは」との見方が強い。安倍晋三首相が7月の参議院選挙後も、日銀への手綱を緩めず、参議院選挙に勝利することになれば、外国人の買い越しは継続することになる。
 当時の小泉純一郎首相が、郵政民営化解散を断行した2005年当時の外国人の買い越し額は10兆円規模に膨らんだという実績がある。当時との単純な比較は出来ないものの、控えめに見て半分の5兆円としてもまだ2兆円の買い余力があることになる。もし、2005年の再現となれば、外国人の継続買い越しは、まだ道半ばということになる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)