外為サマリー:1ドル92円60銭台の円安で推移、米景気回復基調で円売り強まる

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=92円66~67銭近辺と前週末午後5時時点に比べ58銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=126円43~47銭と同95銭の円安・ユーロ高で推移している。
 前週末1日のニューヨーク市場では、1月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が15.7万人増と事前予想の16万人超は下回ったが過去分が上方修正されたことが好感されたほか、1月ISM製造業景況感指数が53.1と良好だったことなどから、円安・ドル高が進行。一時、92円95銭前後と2010年4月以来、2年9カ月ぶりの円安水準を記録した。この日の東京市場でも円安・ドル高基調は続き、朝方92円80~90銭前後で推移した。ただ、心理的なフシ目である1ドル=93円が目前に迫ったことから円への買い戻しの動きも出ており、92円60銭台へ下げ渋っている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3643~44ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0016ドルのユーロ高・ドル安。前週末1日に発表されたユーロ圏1月製造業PMIなどが良好だったことから、ニューヨーク市場でユーロは一時1.37ドルまで上昇。米ダウ工業株30種平均が1万4000ドル台に上昇するなどリスクオン姿勢が強まるなか、ユーロ高が続いている。円は対ユーロで1ユーロ=126円40銭台の円安・ユーロ高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)