午前:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇で警戒感も

 4日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は続落。為替の円安が進んだほか、米国市場で米10債の利回りが上昇。世界的な景気回復期待が強まるなか、金利上昇懸念から売り先行の展開となった。
 債券先物は143円70銭台と前週末に比べ20銭強の下落。現物市場でも10年債は0.795%に上昇し、0.8%乗せに迫った。前週末1日のニューヨーク市場で、米10年債利回りは2.05%に上昇。同日に発表された米雇用統計では、過去分が上方修正されたほか、米1月ISM製造業景況感指数は53.1と市場予想の50.6を上回り景気回復期待が強まった。また、4日の東京市場では、円相場は一時、1ドル=92円90銭台と93円乗せを目前としている。米金利上昇の波及懸念も加わり債券市場は警戒感から軟調な展開となった。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比28銭安の143円78銭。出来高は2兆4481億円。10年債の利回りは前週末比0.025%上昇の0.795%、20年債は同0.015%上昇の1.790%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)