<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

 1日の米国株式市場は、国内の雇用および製造業関連指標が好調だったことが追い風となり、NYダウ平均株価が前日比149ドルと大幅反発し、07年10月12日以来の1万4000ドル超えで取引を終えた。外国為替市場では、1ドル=93円寸前までの円安が進行している。

 こうしたNY株高、円安進行を受けて今週も日経平均株価は上昇基調が続きそうだ。ただ、当面のフシ目とされる10年4月5日の取引時間中高値1万1408円を超えると目先的に達成感が出て、短期間調整する可能性もある。仮に利益確定売りが先行して、調整局面を迎えたとしても、1万1000円台割れには押し目買いが入ることになりそうだ。

 12年4~12月期の決算発表は峠を越えたが、今後は、小売り、食品といった内需系の好業績銘柄に物色対象として関心が向きそうだ。

 注目銘柄としては、株式相場の活況を反映して業績の拡大が期待できる日本取引所グループ<8697.T>や、公共工事関連の本命株の一つであり、住宅受注の高水準が続く積水化学工業<4204.T>に注目している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)