みずほなど大手銀行株の人気増幅、個人投資家の活性化促す

 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が2010年4月以来2年10カ月ぶりの190円台に買われたのをはじめ、メガバンク3行がいずれも商いを伴い新値圏をひた走っている。世界的なリスク選好ムードの中で、東京市場でもデフレ脱却を底流テーマとした金融相場が繰り広げられている。史上最高値を目前にとらえている米国では、金融株の上昇が株価浮上の原動力となってきたが、「リーマン・ショック以降、財務リスク面で優位性があるにもかかわらず、相対的に日本の銀行株は出遅れ感が強かった」(準大手証券調査部)ことから、そのキャッチアップがここにきて一気に強まった形だ。メガバンクは株主に個人投資家を多く抱えている。ここにきて平均買いコストを一気に上回ってきている状況にあることで、個人投資家の気勢も上がってきた。「信用の担保としても大手銀行株のウエイトは大きく、個人マネーの流入加速という観点で株式市場全体への影響度は見た目以上に大きい」(ネット証券大手)という。メガバンクの上昇が売買シェア3割に達する個人の復活と符合し、全体相場の活性化につながっていることは確かなようだ。

みずほの株価は12時57分現在191円(△7円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)