東京株式(大引け)=69円高、大商いの中で新高値更新続く

 週明け4日の東京株式市場は大商いの中、終始堅調な展開で新値更新街道を走っている。金融相場の色彩が強まり、業態を問わず主力株に資金が集まった。大引けの日経平均株価は前週末比69円高の1万1260円と5日続伸。東証1部の売買高概算は44億5344万株、売買代金ベースでは2兆3399億円と記録的な高水準の商いが続いている。値上がり銘柄数は1029、値下がり銘柄数は549、変わらずは116だった。
 きょうの東京市場は買い先行でスタートした後、前場伸び悩む場面もあったが、継続的に買いが入り後場は1万1200円台半ばで売り物をこなし頑強だった。前週末の欧米株市場が総じて高く、週末の米国株市場では米雇用統計が良好だったことからNYダウが急伸し1万4000ドルの大台を回復、07年10月の史上最高値1万4164ドルも射程圏にとらえている。これを受けて相対的に出遅れ感のある東京市場にも海外勢を中心に買いが続いている。また、為替市場でも円安基調が継続し、足もとは1ドル=92円台後半でもみ合っていることで主力の景気敏感株を中心にフォローの風となった。
 個別ではソニーが相変わらず断トツの売買代金で大きく上値を伸ばしたほか、みずほ、三菱UFJなどの大手銀行株も活況高。パナソニックはストップ高に買われ異彩を放った。また低位では東洋紡がストップ高に買われた。このほかトヨタが上昇、三菱自も値を飛ばしている。半面、アイフルが軟調、コマツも冴えない。また、業績下方修正のタツタ線が急落、ぐるなびも急落するなど決算発表が低調だった企業の一角に売りが集中した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)