東京株式(寄り付き)=米国株安や為替の円安一服を受け反落

 5日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比155円安の1万1105円と6日ぶりに反落して始まった。前日の米国株市場でNYダウが129ドル安と反落したほか、為替市場で1ドル=92円10~20銭と足もとは円高方向に振れており、全般は利益確定の売りが優勢となっている。スペインやイタリアで政局不透明要因が浮上し、これを背景にスペインやイタリアの国債利回りが上昇するなどでユーロが売られる流れとなった。日経平均株価は前日までの5日続伸で約4%の上昇を示しており、目先スピード警戒感が意識されていたほか、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)も前日時点で147%台にあるなど依然として過熱感が強かったことから、短期資金中心にいったん手仕舞う動きが出ている。業種別では空運、食料品などを除きほぼ全面安。値下がりで目立つのは海運、非鉄、不動産、保険、鉄鋼、証券など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)