外為サマリー:1ドル92円20銭台の円高・ドル安、欧州情勢に再度、懸念高まる

 5日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=92円22~23銭近辺と前日午後5時時点に比べ52銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=124円47~51銭と同1円90銭の大幅な円高・ユーロ安で推移している。
 4日は、ロンドン市場で一時93円17銭前後と2010年5月以来、2年9カ月ぶりの円安・ドル高を記録した。ただ、その後、スペインのラホイ首相や与党幹部が不正に資金を受け取ったと報じられたほか、イタリア総選挙への懸念も台頭しユーロは下落。リスクオン相場をけん引してきたユーロが売られたことで、低リスク通貨の円には買い物が集まった。この日は、朝方の午前7時50分過ぎに一時91円96銭の円高・ドル安を記録する場面があった。その後、東京市場では92円20銭前後でのもみ合いが続いている。市場では、7日の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が注目されるなど再度、欧州情勢に目が向いている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3496~97ドルと前日午後5時時点に比べ0.0130ドルの大幅なユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)