午前:債券サマリー 先物は反発、円安・株高の一服で見直し買い

 5日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は反発。この日は円安・株高が一服したこともあり、債券市場には値ごろ感からの買いが入った。
 債券先物は一時143円93銭台と前日に比べ25銭の上昇を記録。現物債市場でも10年債は一時0.790%に低下した。4日のニューヨーク市場で、10年債利回りは1.95%に低下した。スペインのラホイ首相や与党幹部が不正に資金を受け取ったと報じられたほか、イタリア総選挙への懸念も台頭。再度、欧州情勢の不透明感が強まったことを受け、市場に強まった“リスクオン”への姿勢が後退し、債券市場には見直し買いが流入している。また、この日は10年債入札が予定されていることもあり、手控え感も出ていた。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比15銭高の143円83銭。出来高は2兆1702億円。10年債の利回りは同0.005%低下の0.800%、20年債は同変わらずの1.795%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)