住友電が軟調、4~12月期は中国向けが不振

 住友電気工業<5802.T>が軟調で4ケタ大台を割り込んだ。同社が4日発表した12年4~12月期連結決算は最終利益が前年同期比29.5%減の260億6100万円と低迷したことで、これが嫌気された形。主力の自動車向けワイヤハーネス事業が不振、日中関係の悪化による不買運動などで中国での需要減少が響いた。ただ、ここ急速に進む為替市場での円高修正の動きは追い風で、同社の社内設定レートは1ドル=80円、1ユーロ=100円だが、現状はそこからかなり円安が進行している。為替予約が進んでいるとはいえ、今の円安の流れは中期的な採算面でのプラス材料として意識される。

住友電の株価は11時30分現在999円(▼32円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)