<動意株・5日>(大引け)=Jパイル、ナイガイ、大日塗など

 ジャパンパイル<5288.T>=大幅高。時価は新値圏での強い動きが目を引く。工事用コンクリートパイルの大手。設計から建設まで一貫して手掛ける強みを持っている。震災関連の需要取り込みに注力しているが、国内で政策的な追い風の強まっているトンネルや橋梁の補修工事に対する特需が株高への思惑につながる。

 ナイガイ<8013.T>=大幅高。同社は株価が超低位の材料株で、時折噴き上げる習性を持つことから、きょうは短期資金が目先の値上がりを狙って流入しているようだ。ファッション性の高いパンストの投入などから販売は堅調に推移しており、13年1月期業績への好影響が期待されるほか、資本・業務提携した住金物産と割安な原料調達や製品開発の加速化から収益向上に期待が持てるなど、手掛かり材料は豊富。

 大日本塗料<4611.T>=続騰。コーティング技術によるコンクリート片はく落防止工法が日本道路公団の規格に適合しており、笹子トンネル天井板崩落事故発生を機に、橋梁やトンネルなどのコンクリート構造物の安全対策強化が急がれるなか、今後の需要拡大が有望視されている。

 東京都競馬<9672.T>=反発。東証が4日、5日売買分から都競馬株の信用取引に関する臨時措置を解除すると発表したことを好感。日証金も同日から貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表。信用取引の規制解除で、売買の自由度が回復するとの期待から買いが先行している。
 
 日本無線<6751.T>=大幅高。1月9日につけた266円の昨年来高値を更新。4日引け後に13年3月期の最終損益の大幅上方修正を発表。経常損益は前回予想の12億円の黒字(前期は28億3900万円の赤字)に据え置いたが、最終損益は7億円の黒字から58億円の黒字(同18億4400万円の赤字)に大幅に上方修正した。固定資産の売却交渉がまとまる見込みのため、売却益を計上することが要因。

 日本板硝子<5202.T>=急伸。東証1部で値上り率上位。大和証券は4日、同社の格付けを「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上げ、目標株価は160円に置いた。同証券では、過去のリストラ効果が徐々に発現しており、建築用ガラス事業の収益改善が見込めるほか、欧州自動車用ガラスも利益寄与が見込めると指摘している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)