外為サマリー:1ドル92円30銭前後でもみ合う、ユーロの下落基調強まる

 5日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=92円38~39銭近辺と前日午後5時時点に比べ36銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=124円56~60銭と同1円81銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで朝方に、一時91円96銭と瞬間的に91円台に乗せたが、その後は92円台前半で一進一退が続いた。市場には、「急ピッチの円安が続いただけに警戒感が強まっている」(アナリスト)という声は多い。ただ、依然、円安期待は強く91円台に入れば円売りが入るが、92円台後半では円の買い戻しが強まっている。
 特に、ユーロは東京時間に入っても下落基調が続いた。対ドルでは午後3時時点で1ユーロ=1.3485~86ドルと前日午後5時時点に比べ0.0141ドルの大幅なユーロ安・ドル高。スペインとイタリアの政局懸念がユーロ安要因となったが、当面、欧州情勢に関心が集まりそうだ。特に2月24~25日のイタリア総選挙が注目されている。また7日には欧州中央銀行(ECB)理事会が開催され、その内容次第では為替相場に影響が出てきそうだ。なお、この日オーストラリア準備銀行理事会は政策金利を3.00%で据え置くことを決定している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)