午後:債券サマリー 先物は急反発、欧州懸念で債券市場は堅調推移

 5日の債券市場では、先物中心限月3月限は3日ぶりに急反発した。欧州情勢への懸念が高まったことを受け、債券市場には安定志向の資金が流入し底堅く推移した。
 この日、入札が実施された10年債(第327回債、クーポン0.8%)の最低落札価格は100円02銭(利回り0.797%)、平均落札価格は100円04銭(同0.795%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は2銭で応札倍率は2.7倍だった。前日まで円安・株高が続くなか、債券市場は軟調だったが、「この日は一転、円高に振れたおかげで10年債入札は無難にこなせた」(市場関係者)という。
 先物3月限は143円86銭で始まり、高値は143円94銭、安値は143円83銭、終値は前日比22銭高の143円90銭。出来高は4兆2938億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%低下の0.795%、20年債は同0.005%低下の1.790%、30年債は同0.010%低下の1.995%だった。

 

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)