宇部興が13年3月期業績見通しを下方修正、カプロラクタムのスプレッド縮小で

 宇部興産<4208.T>がこの日の取引終了後、13年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高6380億円、営業利益360億円、純利益160億円から、売上高6280億円(前期比1.7%減)、営業利益280億円(同39.1%減)、純利益55億円(同76.1%減)に下方修正した。化成品・樹脂セグメントで、市況低迷と原料価格の高騰によりカプロラクタムのスプレッド(製品と原料の値差)が想定以上に縮小していることや、機能品・ファインセグメントの多くの製品で需要回復の遅れにより出荷が計画を下回って推移していることが要因。また純利益は、堺工場におけるカプロラクタム生産停止に伴う固定資産の減損損失などの特別損失を計上するため減少幅が大きくなる見通し。
 なお、同時に発表された第3四半期累計(4~12月)連結決算は、売上高4644億5900万円(前年同期比1.4%減)、営業利益231億9400万円(同33.9%減)、純利益125億7200万円(同35.4%減)だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)