ブラザーが反発、13年3月期業績見通しを下方修正も悪材料出尽くし感

 ブラザー工業<6448.T>が反発。5日の取引終了後、13年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高5100億円、営業利益300億円、純利益200億円から、売上高5100億円(前期比2.5%増)はそのままに、営業利益280億円(同18.1%減)、純利益180億円(同7.8%減)に下方修正したが悪材料出尽くしとの見方が広がっている。為替の想定レート変更によるプラスの影響はあるものの、景気減速の影響を受けて中国・アジア地域の縫製産業の設備投資需要が低迷したことから工業用ミシンが足もとで落ち込んでいるほか、下期以降の産業機器の需要急減などがあり、これらマシナリー&ソリューション事業の売り上げ見通しを引き下げたことが下方修正の要因。
 ただし、為替の前提を1ドル=83円、1ユーロ=115円としていることから、修正値は慎重な予想との見方もあり、悪材料出尽くし感とともにこの日の買いを優勢にさせている。

ブラザーの株価は10時11分現在983円(△42円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)