宇部興が続伸、13年3月期業績予想を下方修正も悪材料出尽くし感広がる

 宇部興産<4208.T>が続伸。5日の取引終了後、13年3月期の業績見通しを従来予想の売上高6380億円、営業利益360億円、純利益160億円から、売上高6280億円(前期比1.7%減)、営業利益280億円(同39.1%減)、純利益55億円(同76.1%減)に下方修正したが、悪材料出尽くし感から買われている。化成品・樹脂セグメントで、市況低迷と原料価格の高騰によりカプロラクタムのスプレッド(製品と原料の値差)が想定以上に縮小していることや、機能品・ファインセグメントの多くの製品で需要回復の遅れにより出荷が計画を下回って推移していることが下方修正の要因。また純利益は、堺工場におけるカプロラクタム生産停止に伴う固定資産の減損損失などの特別損失を計上するため減少幅が大きくなる見通し。

宇部興の株価は10時39分現在199円(△6円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)