外為サマリー:1ドル93円60銭台へ大幅な円安進む、日銀・白川総裁の前倒し辞任表明で円売り

 6日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=93円62~63銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円43銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=127円16~20銭と同2円99銭の大幅な円安・ユーロ高で推移している。
 5日に日銀・白川総裁が4月8日の任期満了を待たずに3月19日に辞任すると表明したことを受け、円安が加速した。ニューヨーク市場では一時、93円60銭台まで円安が進行。6日の朝方7時50分過ぎには93円78銭と2010年5月以来、2年9カ月ぶりの円安・ドル高を記録した。白川総裁の辞任表明で、後継総裁選びが予想より早く進むことになり、円相場も新総裁選び本格化を織り込む形で円安が進んでいる。
 ユーロ・ドル相場ではユーロは急反発。1ユーロ=1.3583~84ドルと前日午後5時時点に比べ0.0114ドルの大幅なユーロ高・ドル安。スペインやドイツの経済指標が良好だったことなどを受け、ユーロ買いが流入。ユーロは対円でも上昇、1ユーロ=127円台と10年4月以来、約2年10カ月ぶりの円安・ユーロ高となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)