白川日銀総裁早期辞任報道で円売り強まる

株価堅調でリスク選好
昨日の海外時間には、白川日銀総裁が早期辞任することが報じられたことから円売りが強まる一方、各国株価が堅調に推移したことからユーロなどが買われ、ドル円クロス円が上昇しました。

欧州時間序盤、米長期金利が反発したことや、尖閣諸島を巡って日中間の緊張が高まったことなどから円売りが強まった一方、欧州株が上昇したことなどからユーロ買いが強まりました。さらに発表されたユーロ圏/独・1月サービス業PMIが予想を上回ったこともあってユーロドルは1.3160台まで上昇しました。その間日銀の白川総裁が任期前に辞任すると報道されたことと、米長期金利が上昇を続けたことが円売りを後押しし、ユーロ円は126.50円台まで、ドル円は93.30円付近まで上昇しました。

NY時間にはいって、欧州株式市場やNYダウ先物がやや反落する動きとなったことから欧州時間の動きが巻き戻されて、ユーロドルは1.3500台まで、ユーロ円は125.70円台まで、ドル円も93.00円台まで下落しました。しかし発表された米・1月ISM非製造業景況指数が予想を上回ると、再びリスク選好の動きが強まって、ユーロドルは1.3590台まで、ユーロ円は126.90円台まで、ドル円は93.60円台まで上昇しました。

東京時間にはいってから、日経平均が大きく上昇していることをうけて円売りが強まって、ドル円は93.90円付近まで、ユーロ円は127.60円台まで上昇幅を拡大しています。

今日の海外時間には英・1月ハリファックス住宅価格、独・12月製造業受注、加・1月Ivey購買部協会指数の発表が予定されています。また明日早朝にNZ・第4四半期失業率の発表があります。