一旦反落のパターンだが・・・

一旦反落のパターンだが・・・
白川日銀総裁の辞任表明を受けた円安の流れが継続しており、ドル/円は一時2010年5月以来となる94円台に上伸した。

日銀の緩和強化に対する思惑に加え、欧州懸念の後退や米長期金利の高止まりを考慮すると円安基調が当面続くと見るのが自然であろう。

ただ、目先的な動きに限れば反落の可能性も否定できない。

ドル/円相場の日足チャートを眺めると、今年に入り1円の押し目を作れば2円上昇、2円の押し目を作れば3円上昇するというパターンを描いて上昇しており、短期筋が1~2円の利ざやを狙って回転売買に動いている気配が感じられる。

一昨日の下落幅が約1円であり、昨日と本日の上昇が2円強に達した事から、短期筋が一旦利益確定に動いてもおかしくないタイミングと言えそうだ。

もっとも、この程度しか下落要因が見出せない事がそもそもの地合の強さを物語っているとも言えるため、下落したとしても1円程度の調整にとどまるだろう。