午後:債券サマリー 先物は続伸、日銀の追加金融緩和への期待も

 6日の債券市場では、先物中心限月3月限は続伸した。この日は、日銀白川総裁による3月19日の辞任表明を受け、大幅な円安が進行したが、債券市場は底堅く推移した。
 先物市場は朝の寄り付きと午後2時過ぎに一時、144円割れを記録する場面はあったものの、ほぼ144円銭前後で推移した。日銀の次期総裁の候補に関しては、「今月15日頃には固まるのでは」(アナリスト)という見方が出ている。武藤敏郎・元財務次官(大和総研理事長)や岩田一政・元日銀副総裁(日本経済研究センター理事長)など候補の名前が挙げられているが、積極的な金融緩和派が就任するとみられており4月からの金融政策決定会合での追加金融緩和への期待が高まっている。
 先物3月限は143円84銭で始まり、高値は144円15銭、安値は143円82銭、終値は前日比11銭高の144円01銭。出来高は4兆1480億円。10年債の利回りは前日比0.015%低下の0.775%、20年債は同0.005%上昇の1.790%、30年債は同変わらずの2.000%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)