ニコンが13年3月期業績予想を下方修正、レンズ交換式カメラの収益環境悪化が影響

 ニコン<7731.T>がこの日の取引終了後、13年3月期の連結業績予想を従来予想の売上高1兆100億円、営業利益720億円、純利益600億円から、売上高1兆円(前期比8.9%増)、営業利益480億円(同40.1%減)、純利益380億円(同35.9%減)に下方修正した。レンズ交換式デジタルカメラが第3四半期(10~12月)半ばからの急激な市況悪化の影響が第4四半期(1~3月)にも残っていることから、販売台数の減少と競争激化による価格下落を見込んでいるほか、顕微鏡など産業用・バイオサイエンス用機器を扱うインストルメンツ事業で公共予算執行の繰り延べなどの影響で苦戦が見込まれることが要因としている。また、業績予想の下方修正に伴い、従来22円を計画していた期末配当を12円に減額し、年間31円(従来計画41円、前期38円)にするとしている。
 なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)は売上高7632億7600万円(前年同期比8.8%増)、営業利益392億4700万円(同43.4%減)、純利益323億3000万円(同30.8%減)となった。半導体露光装置分野が市場の縮小で減収減益となったほか、レンズ交換式デジタルカメラの収益環境が急速に悪化した影響を受けて増収減益となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)