欧州発のリスクに注意

欧州発のリスクに注意
昨日、ドル/円は2010年5月以来の94.00円台乗せを達成したが、滞空時間は非常に短く、すぐに失速。

その後、イタリアの政局についての報道等によって全般的にリスク回避ムードが強まったことを背景に、ドル/円はNY市場にかけてジリジリと下値を切り下げた。

ただし、93円台前半では底堅さを見せており、ドル/円の上昇トレンドは依然として維持されている。

本日も株高・円安進行局面が到来すれば、再度94円台乗せを試すだろう。
その際、NY市場の終盤まで94円台を保てるかが焦点となる。

本日、ドル/円相場で直接材料視されそうなのは米国の新規失業保険申請件数(22時30分)程度。

ただ、欧州中銀(ECB)が金融政策発表を行い、ドラギECB総裁が記者会見を行うなど、欧州絡みの経済イベントが複数ある。

昨日と同様、欧州発の材料で金融市場全体のリスク許容度が変化し、ドル/円相場にも影響を及ぼすことは十分にあり得るため、欧州の経済イベントおよび経済ニュースと、それを受けた主要国株価・主要国の国債利回りの反応などには引き続き要注意だ。