ロームは売り一巡後、大幅高、野村証は目標株価引き上げ

 ローム<6963.OS>は売り一巡後、大幅高に転じている。株価は朝方に一時、前日比50円安の3340円まで売られた。ただ、その後は一転、下値を拾う動きが強まり一時前日比175円高の3565円まで値を飛ばしている。6日に発表された2012年10~12月期の連結営業損益は4億4100万円の赤字となった。主力のLSI(大規模集積回路)はスマートフォン向けが堅調だったが、薄型テレビ向けやパソコン向けなどが伸び悩んだことが収益の押し下げ要因となった。2013年3月通期の連結営業利益は15億円(前年比76%減)、最終損益は110億円の赤字予想で据え置かれている。
 ただ、この決算に対して野村証券では「10~12月期の営業損失4億円は社内計画線」と指摘。構造改革の成果と円安効果で「2014年3月期以降は営業増益と最終損益も黒字化が見込める」として、格付けは「ニュートラル」を維持する一方、目標株価は2500円から3230円に引き上げている。

ロームの株価は9時46分現在3540円(△150円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)